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代行入力

公開日: |更新日:

シングルサインオンの認証方式の一つ、代行入力の特徴、メリット、デメリットを解説。代行入力が最適なケースもお伝えしています。

SSOの代行入力とは

代行入力は、利用者の代わりに専用のサーバーを使った代理サービス(エージェント)が、ID/パスワードを代行して打ち込む方式です。個々のPCにインストールするだけの手軽さながらも、社内システムやデスクトップアプリケーション、クラウドサービスのID/パスワードを一括入力できる利便性から、近年、注目を集めています。

代行入力の認証の仕組み

代行入力は、PCにエージェントをインストールした後、常駐したエージェントが、SSO対象システムのログイン画面を監視します。各アプリケーションのログイン画面が起動したら、アカウント情報DBにアクセスし、パスワード情報を自動送信する仕組みです。

導入時

PCにエージェントをインストール

2回目以降のログイン時

代行入力のメリット

代行入力のデメリット

代行入力が最適なケースとは?

代行入力は、他の方式のSSOと比べて、汎用性の高さと小回りの効く手軽さが魅力の認証方式です。アプリケーション側の改修は不要なため、社内システムとクラウドを多数利用している企業にオススメです。中でも、SSO技術をサポートしていないデスクトップアプリケーションにも対応できるのが、代行入力ならでは。これらのレガシーシステムとクラウドを利用している場合は、代行入力のSSOが重宝するでしょう。

導入は、個々のPCにエージェントを導入するだけなので、スモールスタートで始められるのが嬉しいところです。導入後に退職者が出た場合なども、管理者権限でアクセスを制限するなど、より柔軟で強固なセキュリティー管理が可能です。

Four Selections

無料トライアル×5,000種以上のアプリ・サービスに対応
シングルサインオン(SSO)
製品で比較

2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中から、それぞれ「オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」「今回調査を行ったクラウドシステムの中で、自社システムの導入社数実績が最も多かった企業(※編集チーム調べ)」「無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」をそれぞれ選出。対応アプリ数と導入・サポート、費用で比較しました。

※横スクロールします。

オンプレミス

AccessMatrix
USO

AccessMatrixUSO
クラウド

Okta

Okta
クラウド

トラスト・ログイン

トラスト・ログイン
対応アプリ・
サービス
全てのアプリ
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
7,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
5,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
導入・
サポート
  • SEによるSSOの環境を構築!初期費⽤無料!
  • SSO対象アプリの対応可否チェック
  • 日本語でのサポート体制
  • 初回トレーニングサポート付
  • アドレス登録で無料トライアル可能
  • 2020年9月日本法人設立、サポート体制を強化
  • マクニカネットワークス株式会社の場合、ユーザー専用のサポート閲覧サービスあり
  • オプションを除いた機能を無料でお試し可能
  • 全プラン(基本・プロ)にオペレーターサポート付き
  • 日本語でのサポート体制
料金
380円/ユーザー/月額
要問合せ
一般的な利用例は、月額2ドル~
330円/ID/月額

※選定条件:2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中で.、下記の条件に当てはまるものをピックアップ。

・AccessMatrix USO
オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業

・Okta
今回調査を行った会社の中で、シングルサインオンを含む自社提供サービスを導入している会社の数が18,000社とNo.1

参照元:https://www.okta.com/jp/products/single-sign-on/

・GMOトラスト・ログイン
無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業