WebSAM SECUREMASTER (ウェブサムセキュアマスター)
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WebSAM SECUREMASTERは、企業内の業務システムや外部のクラウドサービスのID情報や認証情報の統合管理、およびシングルサインオン(SSO)を実現するソフトウェアです。このページではWebSAM SECUREMASTERの特徴、導入事例や口コミ評判、会社情報などをまとめています。
WebSAM SECUREMASTER製品のポイント
- 既存システムの変更なしに導入できる
- 障害時等サーバが停止した場合でもシングルサインオンの継続が可能
\SSOを検討するならこの4製品/
対応アプリの多いシングルサインオン製品の
比較表をチェック
WebSAM SECUREMASTER製品のココがスゴイ
ICTシステムの運用をシンプルに
パブリッククラウドやプライベートクラウド、オンプレミスシステムを適材適所で組み合わせて利用する「ハイブリッドクラウド」が導入されるなか、ICTシステムを迅速に構築・運用することの重要性はますます高まっています。WebSAMは、ICTインフラからアプリケーションにわたるITシステム全般をサポートし、シンプルな運用を実現します。
既存システムの構成を変更することなく導入が可能
WebSAM SECUREMASTER導入にあたり、既存のアプリケーションの認証システムを変更する必要はありません。容易にシングルサインオン(SSO)環境を構築できます。
サーバにアクセスできない場合でもキャッシュの情報を用いて業務を継続
WebSAM SECUREMASTERでは、SSO認証サーバから取得するユーザー情報をクライアント上にキャッシュしています。障害発生時などSSO認証サーバにアクセスできない場合でも、キャッシュの情報を用いて業務を継続することが可能です。
WebSAM SECUREMASTER製品の費用・サービス料金
WebSAM SECUREMASTER /EnterpriseIdentityManager(EIM) 参考価格
ユーザ数:1,000 連携先システム:AD×1、業務サーバ×3 監査オプション:ありの場合
- SECUREMASTER/EnterpriseIdentityManager Ver8.1 Windows 版:100万円
- 1,000 ユーザ:150万円
- アプリケーション連携オプション:128万円
- AD 連携オプション:128万円
- 監査オプション:128万円
計634万円 別途標準サポート価格月額7万9,400円
WebSAM SECUREMASTER/ELLite 参考価格
ユーザ数:1,000の場合
- SECUREMASTER/EnterpriseIdentityManager Ver8.1 Windows 版:100万円
- オプション:200万円
- ユーザーライセンス1,000:310万円
- AD 連携オプション:10万円
- SSLオプション:20万円
- SSLオプション副サーバ:13万円
計653万円 別途標準サポート価格月額8万2,000円
WebSAM SECUREMASTER製品の導入事例
プライベートクラウド、パブリッククラウド、オンプレミスのサービスをSSOで実現
ほぼすべてのサーバ資源が学内に集中していることから、災害発生時の体制が脆弱、かつ運用上のセキュリティリスクを抱えていました。また学内システムが個々に管理されており、各システムへのログインが煩雑、IDも複数管理が必要でした。従来は個々に管理されていた学内のシステムを、「WebSAM SECUREMASTER」とShibboleth(*)技術を用いて統合。プライベートクラウド、パブリッククラウド、オンプレミスのサービスをシングルサインオンで利用することが可能になりました。
それまでは情報システム部門の組織体制と、求められている運用管理業務がマッチしておらず、24時間365日のサービス及びサポートの提供が難しくなっていましたが、WebSAM SECUREMASTER導入後はシステム運用コストを抑えながら、24時間365日のサービス提供が可能な構成となり、可用性が強化。また教職員や学生が保有する情報を安全に運用管理することが可能になりました。
多くの学内システムを、ひとつのID、シングルサインオンでどこからでも利用することが可能になり、ファイルの共有やコミュニケーションの活性化が進んでいます。
(*)Shibboleth(シボレス):米国Internet2/EDUCAUSEが開発する、認証の世界標準SAML2.0に準拠した、シングルサインオンを実現するオープンソースソフトウェア。
- 業種:教育機関
WebSAM SECUREMASTER製品を導入した企業の口コミ評判
WebSAM SECUREMASTER製品の口コミは見つかりませんでした。
WebSAM SECUREMASTERの仕様・動作環境
実装方式 | SECUREMASTER/Access Control Server:リバースプロキシ方式 SECUREMASTER/Access Control Plug In:サーバエージェント方式 SECUREMASTER/フェデレーション (Fed):フェデレーション方式 SECUREMASTER/ELLite:クライアントエージェント方式 提供形態:オンプレミス |
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ログイン方式 | SAML2.0、OpenIDに基づく連携、クライアント証明書、多要素認証、IDアクセス制御、端末制御、Active Directoryとの連携、Windows認証 |
サポート体制 | 要問合せ |
会社概要
- 販売元(社名):NEC
- 製品名:WebSAM SECUREMASTER
無料トライアル×5,000種以上のアプリ・サービスに対応
シングルサインオン(SSO)
製品で比較
2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中から、それぞれ「オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」「今回調査を行ったクラウドシステムの中で、自社システムの導入社数実績が最も多かった企業(※編集チーム調べ)」「無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」をそれぞれ選出。対応アプリ数と導入・サポート、費用で比較しました。
※横スクロールします。
オンプレミス
AccessMatrix
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クラウド
Okta |
クラウド
トラスト・ログイン |
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対応アプリ・ サービス |
全てのアプリ
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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7,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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5,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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導入・ サポート |
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料金 |
380円/ユーザー/月額
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要問合せ
一般的な利用例は、月額2ドル~
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330円/ID/月額
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※選定条件:2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中で.、下記の条件に当てはまるものをピックアップ。
・AccessMatrix USO
オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業
・Okta
今回調査を行った会社の中で、シングルサインオンを含む自社提供サービスを導入している会社の数が18,000社とNo.1
・GMOトラスト・ログイン
無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業
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