シングルサインオン(SSO)製品の選び方
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シングルサインオン(SSO)製品の選び方について解説!オンプレミス版とクラウド版のどちらが良いか、製品を選ぶ際のチェックポイントについてもまとめました。
オンプレミス版かクラウド版の選び方は?
シングルサイオンオン(SSO)製品には、5つの認証方式があり、さらにその中でオンプレミス版、クラウド版に分かれます。どちらが良いといったことはありませんが、それぞれ拡張性や費用が異なるので、自社の環境・運用に合っているかを確認しましょう。
オンプレミス版
自社でシステムを保有して運用するオンプレミス版は、SSOの主流。製品によっては、導入までに工数がかかったり、メンテナンスコストがかかりますが、対象システムが幅広く、カスタマイズ性に優れています。
クラウド版
ネットワーク経由で接続するクラウド版は、決済後すぐに利用できるため、スモールスタートに向いています。オンプレミス版と比べて初期費用は安いものの、OSなどの環境に制限があったり、利用する機能が多くなるほど、コストがかさむことがあります。
シングルサインオンのオンプレミス版かクラウド版の違いについて詳しく
SSO製品を導入した企業の口コミから見る、導入時のチェックポイント
SSO製品を導入した企業からは、下記のような声があります。
SSOの実装は難しいというイメージがあったので、できれば実装を簡単にしたいと思っていました。日本語のサポート体制がととのっているかも重要ポイントでした。
営業側の視点ですが、システム担当者でないユーザーが使うことを考えた際、完璧に日本語対応になっているか、シンプルであるかはとても重要でした。
アカウントの管理や認証情報をAD基盤と連携させたかったので、いくつかのサービスと比較したのですが、「管理画面が使いやすいか」、シングルサインオンとして「サービス連携の設定はしやすいか」で検討しました。
ほんの一例ですが口コミでは、「英語対応でサポートに不安があった」という声も多くあったので、日本語でのサポートがあるかも、忘れずに確認すると良いでしょう。導入時のチェックポイントについては下記のページで詳しくまとめていますので、製品選びの参考にぜひこちらもご覧ください。
導入するならどのシングルサインオンが自社の環境、運用にあっているか
デスクトップアプリとWindowsアプリの違いとは?
Windowsで使用されるアプリには「デスクトップアプリ」と「Windowsアプリ」の2種類があります。それぞれのどのような特徴があるのか、という点とどのような違いがあるのか、といったについて解説しています。
無料トライアル×5,000種以上のアプリ・サービスに対応
シングルサインオン(SSO)
製品で比較
2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中から、それぞれ「オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」「今回調査を行ったクラウドシステムの中で、自社システムの導入社数実績が最も多かった企業(※編集チーム調べ)」「無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」をそれぞれ選出。対応アプリ数と導入・サポート、費用で比較しました。
※横スクロールします。
オンプレミス
AccessMatrix
|
クラウド
Okta |
クラウド
トラスト・ログイン |
|
対応アプリ・ サービス |
全てのアプリ
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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7,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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5,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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導入・ サポート |
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料金 |
380円/ユーザー/月額
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要問合せ
一般的な利用例は、月額2ドル~
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330円/ID/月額
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※選定条件:2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中で.、下記の条件に当てはまるものをピックアップ。
・AccessMatrix USO
オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業
・Okta
今回調査を行った会社の中で、シングルサインオンを含む自社提供サービスを導入している会社の数が18,000社とNo.1
・GMOトラスト・ログイン
無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業
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