不正アクセスの対策
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クラウドサービスを利用するのに欠かせないのが、不正アクセスへの対策です。ここでは不正アクセスの定義から被害、対策するための方法などについて解説します。
不正アクセスとは?
不正アクセスの定義について
「不正アクセス」とは、サービスやアプリケーション、ファイルなどへのアクセス権を持たない人物が、サーバやシステムへの侵入を行うことを指します(※)。つまりセキュリティ管理者がアクセスを許可していない、第三者によるアクセスはすべて不正アクセスです。
不正アクセスによる被害
不正アクセスが行われると企業にとって甚大な被害が及ぶことがあります。たとえば顧客情報漏えい、企業の機密情報漏洩、システム停止などの被害が考えられ(※)、その結果として、顧客からの企業への好意が失われたり、ブランドイメージが損なわれたりすることも考えられます。
不正アクセスの被害が広がると、企業として致命的なダメージを負うこともあり得るということです。
不正アクセスの対策方法
対策方法1:ソフトウェアのアップデートを実施する
不正アクセスへの対策を行うなら、まずはソフトウェアのアップデートをこまめに行いましょう。アップデート内容にはセキュリティ脆弱性への対策が行われることが多いものです。アップデートをせずにそのまま放置すると、脆弱性につけこまれて不正アクセスが行われる可能性があります。
ソフトウェアからアップデートの通知がきたら、できる限り早めに実施するようにしてください。
対策方法2:セキュリティソフトの利用
不正アクセスに対抗するための手段として、セキュリティソフトの利用は欠かせないものです。セキュリティソフトを導入すれば、不正アクセス・マルウェア感染・ネットワーク層の防御・脆弱性に対する保護など、セキュリティリスクに対する総合的な対策が行えるようになります。
セキュリティソフトを導入していればリスクは大幅に軽減されるため、企業としてのイメージを保つためにはぜひ導入しておきたいものです。
対策方法3:IDやパスワードの適切な管理
不正アクセス被害は、IDやパスワードの流出によって起こることが多いものです。そのためID・パスワードを適切に管理しておくことは、不正アクセス対策に対して高い効果を発揮します。
管理を徹底するにはパスワード管理ツールを利用したり、社員のリテラシーを向上するための研修を行ったりすることがあげられます。IDやパスワードが複数あると、どうしても管理が疎かになりがちです。シングルサインオンによって管理を簡素化することも対策のひとつと言えるでしょう。
不正アクセス対策にSSOを導入しよう!
不正アクセスの被害にあうと、重要な情報が漏洩したり、システムが稼働しなくなったりとさまざまなことが起こります。企業にとってはブランドイメージを失うことにもなりかねないため、事前の対策が欠かせません。
不正アクセス対策の方法には多くの方法がありますが、効果的な方法のひとつとして「SSO(シングルサインオン)」の導入があげられます。SSOを導入すればひとつのIDとパスワードですべてのサービスやアプリケーションにログインできるようになり、ログイン情報の管理の手間が省けます。
当サイトではSSOに関しての詳しい記事を掲載しています。メリットやデメリットから費用まで、導入のために必要となる基礎知識についてご紹介していますので、不正アクセスに対策するための参考としてご覧ください。
ID・パスワード管理が快適に!
シングルサインオン(SSO)とは?
無料トライアル×5,000種以上のアプリ・サービスに対応
シングルサインオン(SSO)
製品で比較
2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中から、それぞれ「オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」「今回調査を行ったクラウドシステムの中で、自社システムの導入社数実績が最も多かった企業(※編集チーム調べ)」「無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」をそれぞれ選出。対応アプリ数と導入・サポート、費用で比較しました。
※横スクロールします。
オンプレミス
AccessMatrix
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クラウド
Okta |
クラウド
トラスト・ログイン |
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対応アプリ・ サービス |
全てのアプリ
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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7,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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5,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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導入・ サポート |
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料金 |
380円/ユーザー/月額
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要問合せ
一般的な利用例は、月額2ドル~
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330円/ID/月額
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※選定条件:2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中で.、下記の条件に当てはまるものをピックアップ。
・AccessMatrix USO
オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業
・Okta
今回調査を行った会社の中で、シングルサインオンを含む自社提供サービスを導入している会社の数が18,000社とNo.1
・GMOトラスト・ログイン
無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業
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