シングルサインオンに関連する用語集まとめ
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ここでは、シングルサインオンに関連する用語を紹介しています。
IDaaSとは
「Identity as a Service」の略で、シングルサインオンを含め、クラウド上でログイン情報の管理をしたり、シングルサインオンやアクセス制御を提供するサービスです。IDaaSの提供事業者が、サーバ上にユーザーのIDやパスワードなどの認証情報を保管することで、ユーザーはIDaaSにログインすれば、複数のクラウドサービスにシングルサインオンでの認証が可能です。
Active Directoryと連携することもできるので、クラウドサービスだけでなく、社内システムにもシングルサインオンを提供することができます。
Active Directory(AD)とは
パソコンの機能やユーザー情報を管理するため、Windows Serverに搭載された機能で、ディレクトリサービスと呼ばれるものの1つです。
本来、Windowsサーバは、WindowsパソコンのユーザーIDとパスワード情報を管理していますが、サーバが複数ある場合には、それぞれのサーバに、ユーザーIDとパスワード情報を設定しなければなりません。しかし、このActive Directoryを使うことで、パソコンに関する情報や、パソコンの状態を一括管理できるので、ユーザーIDやパスワードを個別に管理する必要がなく、システム管理者の手間は大きく軽減されます。
また、アクセス権限の設定や管理を行ったり、必要なソフトウェアをリモートで、自動インストールすることも可能です。
フェデレーションとは
「認証連携」とも呼ばれます。シングルサインオン方式のひとつで、いくつかのウェブサイトやシステム、クラウドサービスを利用する場合に、別のシステムで一度、認証しているため、確認画面を再度表示せずに連携させる仕組みのことです。
異なるドメイン同士での認証連携ができ、クラウドサービス間で利用することができます。ただし、利用できるサービスは限られています。
多要素認証
システムやクラウドサービスにアクセスしたりログインする際に、2つ以上の要素によって認証を行うことです。
認証のために用いられる要素には、その人個人が知っているIDやパスワード、PINコードなどの「知識要素」、スマートフォンを使ったSMS認証やアプリ認証、ICカード、トークンなど、その人が持っているものに付随する情報である「所有要素」、顔や指紋、静脈、声紋、位置情報など、その人の身体的な情報である「生体要素」があります。
無料トライアル×5,000種以上のアプリ・サービスに対応
シングルサインオン(SSO)
製品で比較
2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中から、それぞれ「オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」「今回調査を行ったクラウドシステムの中で、自社システムの導入社数実績が最も多かった企業(※編集チーム調べ)」「無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業」をそれぞれ選出。対応アプリ数と導入・サポート、費用で比較しました。
※横スクロールします。
オンプレミス
AccessMatrix
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クラウド
Okta |
クラウド
トラスト・ログイン |
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対応アプリ・ サービス |
全てのアプリ
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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7,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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5,000種以上
デスクトップアプリ webアプリ(saml対応) webアプリ(saml非対応)
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導入・ サポート |
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料金 |
380円/ユーザー/月額
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要問合せ
一般的な利用例は、月額2ドル~
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330円/ID/月額
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※選定条件:2024年4月19日時点でITreviewで「シングルサインオン」を扱っていると掲載されており、製品の公式HPが確認できた35社の中で.、下記の条件に当てはまるものをピックアップ。
・AccessMatrix USO
オンプレでスモールスタートでき、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業
・Okta
今回調査を行った会社の中で、シングルサインオンを含む自社提供サービスを導入している会社の数が18,000社とNo.1
・GMOトラスト・ログイン
無料プランがあり、既存環境の変更をせずに使用できる唯一の企業
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